愛の妙薬あらすじその2
こんばんは!HP係です!
この前部員に「今度ブログの記事書いてみない?」とたずねたら苦笑だけが返ってきました...
ですが、そのうち僕以外にもブログ投稿者が現れると思いますので、お見逃しなく!
さて今回は、愛の妙薬あらすじその2です!
第二幕は、軍曹べルコーレと、高飛車な美女アディーナの結婚式から始まります。
二人を祝福して歌いながら乾杯する村人たち、青年ネモリーノがいなくなり、目を曇らせるアディーナ、そんな彼女を心配するべルコーレ。それぞれの思いが交錯する中、結婚式はお開きになります。
一方、ネモリーノは愛の妙薬の効き目を早く出すため、もう一本薬を手に入れようとします。
しかしありったけのお金を使ってしまっていた彼。しかし自称薬売りドゥルカマーラは、
「金がないのなら話は別だ!」と、薬を売ろうとはしません。ネモリーノは途方に暮れてしまいます。
そんな彼の下に次に現れたのは、恋敵であるべルコーレ。お金がないことをネモリーノから聞くと、
「それならば兵隊になれ。」と軍への入隊を勧められます。悩んだ挙句、自分の自由と引き換えに
契約金である20スクードを手に入れます。
(補足:1スクードは現代の感覚に置き換えると、10万から20万ほど。2,3枚あれば、庶民一家族の生活費が支払えるくらい。ちなみに、ドゥルカマーラは最初、100スクードで薬を売ろうとしていました。)
大金を手に入れたネモリーノ。早速ドゥルカマーラと取引をし、大量の妙薬(ただのワイン)を手に入れます。
ちょうどそのころ、ジャンネッタ達村娘の間で、噂になっていることが。
「旅の商人が言うには、ネモリーノの叔父さんが莫大な遺産を残したまま亡くなった」
村娘は遺産欲しさに彼に言いよります。
妙薬の効果だとすっかり信じ込んでしまったネモリーノ。一方のアディーナはそんなおかしな光景を見せられ困惑しますが、ドゥルカマーラからネモリーノにまつわる一連の事情を聞きます。命を投げ出す覚悟で軍隊に入ってまで、妙薬を手に入れようとしたネモリーノの愛情の深さに、彼女は涙を見せるのでした。
アディーナの涙を見てしまったネモリーノ。彼は、彼女からの愛を確信します。
そして重要なこのシーン。アディーナは彼の入隊契約書を買い戻したというのです。
契約書を手渡し、何も言わずに去ろうとするアディーナに、ネモリーノは彼女自身から愛されていないのなら兵隊になって死ぬほうがましだ、と告げます。するとアディーナは、とうとう彼への愛を打ち明けます。
抱き合う二人を見たべルコーレ。ですが、「この世は女でいっぱいだ!」と開き直ます。
すべて私の妙薬の力だと、薬をアピールするドゥルカマーラ。幸せそうな村人たちの歌声とともに、終幕となります。
....いかかでしたか?愛の妙薬は惚れ薬をテーマとした、愉快な恋の喜劇となっています。
ここのあらすじでは説明しきれないことや、逆にカットになった部分など、様々です。
また、わたくしHP係演じるドゥルカマーラにも注目です(笑)
この記事をきっかけに、少しでもオペラに興味を持っていただければと思います!
それでは!