海老名の第九2018を終えて
お久しぶりです。広報係の鵜飼です。
私たち生田高校グリークラブは12月15日に、海老名文化会館にて行われた「えびなベートーヴェンコンサート コンチェルト&第九2018」に参加しました。
こ れまで2年に1度、生田グリーは合唱隊として「海老名の第九」に参加してきましたが、今年は初めて海老名高校合唱部と一緒に第九を歌いました。練習のたび に海老名高校のみんなとの距離も縮まっていき、同じ高校生どうし仲良くなれたので練習の合間などとても楽しかったです。
また、海老名で第九を歌おう会の方 々とも茶話会や本番が終わったあとの打ち上げの時に、合唱のことや第九のことについてお話が出来ました。中には昨年度のグリーの定期演奏会を見に来てくだ さった方もいて嬉しかったです。
第 九を歌う上で大変だったことは、なんといってもドイツ語です。8月のコンクールでも私たちはドイツ語の発音に苦戦していましたが、今回は覚える言葉も多 く、より大変でした。
ですが、シラーの書いた詩の意味を一つ一つ考えていくと、第九がドイツの人たちにとってどんな歌だったのかが見えてくる楽しさがあり ました。顧問でもあり海老名の第九の指揮者の乾先生は最初に「Freude(歓び)」という歌詞は「Freiheit(自由)」として歌われたこともある とおっしゃっていました。この曲は200年前から様々な人たちが自由や平和を望んで歌ってきた曲であるということが分かり、歌に込める想いが強くなりまし た。
今年は日本で第九が初めて演奏されてから100年目の年です。そんな記念すべき年に私たちも海老名で第九を歌えたことを誇りに思います。
第九の歌詞にあるように、人類がみな兄弟となる日まで、この曲が歌い継がれていって欲しい。そんな気持ちが生まれた本番でした。
49期 広報 鵜飼壮一郎
ホワイエコンサートでの様子や練習の様子が載っています!↓
海老名で『第九』を歌おう会